推しを推せる私になるまでのブログ

叩き直すのは己の根性。

③やらかしました。

ダイエット宣言から3週間。

ブログも更新せずにザ三日坊主のような状態だったが、実は理由がある。

 

足ヤっちゃった。

 

折ってない。折ってないけど、正直折ったと思った。

 

ジョギングを始めた日。

一人で好きな音楽を聴きながら走ってみることにした。

元々運動が苦手で形から入った方が向いてるとわかっていたので、とりあえずいい感じのウェアとジョギング用の小さいカバンを買ってみる。

嬉しい。装備を整えるだけでテンションが上がる。

少しの小銭とスマホ、家の鍵を持って出発。水は道中で買うことにした。個人的にはペットボトルも入るけど最低限のサイズのカバンという選択をしたことを大正解だと思っている。過去の私だったら適当なリュックとか選んで走りながらブチギレていただろう。

ネットで調べたストレッチをいくつかこなした後は、1曲歩く→1曲走るを繰り返して40分くらいジョギングもどきをしてみた。

初日ということで無理せず、自分のペースを測る意味でも良かったと思う。ちょうど息上がるくらいのスピードも掴めたし。

 

家に帰ったあとは風呂に浸かりながら足のマッサージをして、少しだけクランチをしてから寝た。

心地よい疲労感と達成感があったと思う。筋肉痛もそんなになかったし。

 

ここで私は調子に乗る。

 

ジョギング2日目に友人を誘って、少し遠くまで走ってみた。

自分のペースを〜なんて言いながら、一人より二人の方がいいのでは?と思ったのだ。

しかしここで誤算が発生する。

 

友人、体力ある。

 

正直舐めてた。オタクはみんな貧弱だと思ってた。

同じオタクである友人だが、よくよく考えれば「デスクワーク+休日引きこもりの私」と「デスクワーク+休日はアイドルライブで飛んで跳ねて汗かいてる友人」では明らかな体力差があった。しかも友人、学生時代は運動部。

 

友人の「とりあえず一駅分走ろう」に私は頷いてしまい、地獄を見た。3キロノンストップで走り続ける。友人すごい。戻りは全く走れず、いつまでも心臓がバクバクしていた。

友人と別れたあと、さすがにもう少し走ろうと思い踏み出した瞬間。左足に激痛。一気に冷や汗が噴き出た。

2日、3日経っても痛みは治らず、普通に歩くことすら出来ないレベル。症状としては、体重をかけると左足の小指側側面?甲?に言いようのない激痛が入る。

こりゃまずいと思った私は早速病院へ。道中にネットで見つけてしまった「ジョーンズ骨折」という単語で怖くなる。

 

診断としては「患部の筋を痛めている」というもの。湿布貼ってればいつか治る様子。

 

骨折でなかった安心感と、筋痛めるってこんなにツラいの??という気持ち。

お医者様曰く「ストレッチ不足で、一部の偏って負荷がかかってたのかもしれません。もしかして、体硬くないですか?」とのこと。

 

大正解。前屈で床に手が届かないどころか、膝を触るのに精一杯である私の体。

お医者様に前屈を見てもらうと、ほらやっぱりねみたいな顔。親切な病院だったので、一人で出来るストレッチをいくつか教えてもらい帰宅。

 

私は、運動を始める資格すらない体だったのだ。

今までダンスが下手だったのも、ボールを蹴る姿が不恰好だったのも、肩こりが酷いのも、体の柔軟性が足りていないことが原因だった。

 

というわけで、足が痛くて走れない間の私は柔軟のためのストレッチを繰り返していた。寝転がりながら出来るものだから、就寝前に思い出したようにやるのが日課になっている。

 

ストレッチについて、その結果については次のブログで語ろうと思う。

 

ちなみに、間食と夜食をを減らしたら体重が減った。誤差の範囲だとしても嬉しい。

 

------------

 

身長 156cm

体重 63.2kg

バスト 95

エスト 75

ヒップ 104

 

 

②ダイエット方法の選択

最初の記事を書き終わって30分。ブログってツイート並みに投稿していいものなの?

 


さて。

ダイエットを決心した私は、まずは今の私に合うダイエット方法を探すことにした。


過去の経験から極度の食事制限はストレスでおかしくなってしまうことを知っているので、食事に関しては無駄を削るだけにした。

本心を言うならば、食事に無駄などないのだ。朝昼晩の三食はもちろん、完食も夜食も己を幸福にするための行為である。白米は誰とでも調和することのできる重要なポジションで、食パンもまた然り。彼らは調理法を変えるだけでチャーハン、お粥、ドリア、パエリア、メロンパン、あんパン、チョココロネ、チョコデニッシュと多種多様な姿に生まれ変わることができる。彼らと共に食事を彩るおかずもまた………と三日三晩は語れる。

私は食ヲタクでもあるのだ。

しかし、彼らを罪悪感なく楽しみ、心からの幸せを感じながら食べるためには一度距離を置くべきであると考えたのだ。

ケンカがヒートアップしたカップルのように。


もちろん食事を少し削るだけでは痩せるはずがない。私はもう20代後半なんだから。

浅はかな私は「20代 女性 簡単に痩せる」で検索をかけた。あの固く誓った決心はなんだったのか。

その検索の結果、「簡単に痩せる方法はない」という当然の言葉だけを幾度見ることになった。

(他にも「飲むだけで10kg痩せる!?」といった類の広告を見たが、今回は割愛。)


運動しなければ痩せない。知っていた。

しかし、私は運動がマジで苦手なのだ。

楽な運動は痩せにくい。キツい運動は体が追いつかない。キックボクシングなどを習う選択肢もあったが、飽き性の私が続けられる自信がなかった。あと安月給にクリティカルヒットな月謝。一発KOである(?)

安上がりで、難しくなくて、続けやすくて…。


ジョギングをすることにした。


安易だと思わないで欲しい。いや、安易だ。でも私にとっては新鮮な原点回帰だったのだ。


まず私は趣味で買ったスポーツバイクに乗って毎日10km走ることにした。しかし、今までスポーツバイクで近所をウロウロするだけだった私にとって国道は、真横をビュンビュン走る車やバイクが殺戮兵器に思えた。車怖っ。

次に上司に誘われたフットサルへ参加してみた。初めましての人とやるフットサルはとても楽しかったが、2回参加したところで半月板をヤって肉離れを起こした。運動不足のデブにはハードルが高かったのだ。先に痩せて体力をつけてからまた参加することにした。ここで少しスポーツの楽しさを知る。

そこから手軽に習えるスポーツはないかと、前述のキックボクシングを始め、ホットヨガピラティスベリーダンス、空手、ボクシング、テコンドー、居合斬り、剣道、カポエイラと検索し、ときには体験を受けにも行ったが、どれもしっくりこなかったのだ。


行き詰まった私は初心に帰ることにした。


「ダイエット 簡単 運動」

「あなたにはジョギングがオススメ!」


人生って結局そう。

テストでの解答が心配になって選択肢を変えたら最初のが正解だった…みたいな。


というわけで、私は膝を壊さない程度に走ることにした。

 

-----

 

次回から気が向いたタイミングでブログを更新しつつ、現状の書き記しをしていこうと思う。

 

身長 156cm

体重 64kg

バスト 95

エスト 75

ヒップ 104

①決心した話

生まれて初めてのブログ。

仕事でITを齧ってるのにも関わらず、これを書き始めるまでに紆余曲折を6回ほど繰り返した。インターネットは恐ろしい。


さて。

教室でも職場でもインターネットの広い海でも片隅のホコリを貪っていた私がブログを書き始めたのには理由がある。


痩せたい。


きっかけは家で私と同じようにホコリをかぶっていた体重計にある。


入浴しようと服を脱いでいるときに、壁に立てかけたまま2年近く放置していた体重計と目が合ってしまったのだ。好きだとは気付かなかった。何故ならこれは恋ではないし、私は千早さんではないから。

好奇心で電源を入れたらちゃんとついたので、ちょこっと乗ってみた。

そう、好奇心だったのだ。


10kg増えてる。


なんで?

時と呼吸が止まった。泣くかと思った。

決して2年前から痩せていたわけではないが、これは酷い。人生で一番の重量だ。

全てコロナのせいにしたかったが、そんなわけなかった。

間食間食デリバリーフード間食間食夜食間食デリバリーフード…。

当然の結果である。


しかし、入浴中の私は冷静だった。

まだ慌てるような時間じゃない。少しオヤツを減らして生活リズムを整えよう。時々腹筋でもすれば十分。

2、3ヶ月もすれば緩やかに痩せるだろう。

余裕を感じたは私は、風呂上がりのアイスを食べながらまとめたダイエット計画に満足していた。

あのときの私に伝えたい。アイス食うなデブ。


月日は流れた2ヶ月後。

ふと思い出したように体重計に乗った。

そもそもダイエット中の人間が体重計をふと思い出してる時点で「詰み」なのだが。


さらに2kg増えてる。


故障か?

残念ながら故障ではなかった。

私はトータルで12kgも増えてしまったのだ。

2年前に比べ基礎代謝も落ち、立ち仕事からデスクワークに変わり、生活は一変していたのだ。

20代前半のノリで体重が落ちるはずがない。明らかな慢心だ。

私の中の推しが私を罵倒する声が聞こえる。いや、私の推しは優しいので、私を罵倒するはずがない。そうだよね、Yくん、Sくん。


…待てよ。自己管理もできない愚かな人間が彼らを推していいのか?

「こんな私でも君たちを愛していいよね?」という私の問いに曖昧な苦笑いを浮かべる推したち。


痩せよう。


太っていることが悪いわけじゃない(自己肯定)、己の欲に負けて太った自制心の無さが情けない(自己嫌悪)。

YくんもSくんも作中きっての筋肉質キャラ。彼らを推す私もまた、彼らのように己の心を律することができるようになるべきなのではないだろうか。


そんなわけで、推しに相応しいヲタクになるためにダイエットを決心したのだ。


------


戒めと今後の比較のために、現状を書いておこうと思う。


身長 156cm

体重 64kg

バスト 95

エスト 75

ヒップ 104


私が行うダイエットについては次の記事で。