①決心した話
生まれて初めてのブログ。
仕事でITを齧ってるのにも関わらず、これを書き始めるまでに紆余曲折を6回ほど繰り返した。インターネットは恐ろしい。
さて。
教室でも職場でもインターネットの広い海でも片隅のホコリを貪っていた私がブログを書き始めたのには理由がある。
痩せたい。
きっかけは家で私と同じようにホコリをかぶっていた体重計にある。
入浴しようと服を脱いでいるときに、壁に立てかけたまま2年近く放置していた体重計と目が合ってしまったのだ。好きだとは気付かなかった。何故ならこれは恋ではないし、私は千早さんではないから。
好奇心で電源を入れたらちゃんとついたので、ちょこっと乗ってみた。
そう、好奇心だったのだ。
10kg増えてる。
なんで?
時と呼吸が止まった。泣くかと思った。
決して2年前から痩せていたわけではないが、これは酷い。人生で一番の重量だ。
全てコロナのせいにしたかったが、そんなわけなかった。
間食間食デリバリーフード間食間食夜食間食デリバリーフード…。
当然の結果である。
しかし、入浴中の私は冷静だった。
まだ慌てるような時間じゃない。少しオヤツを減らして生活リズムを整えよう。時々腹筋でもすれば十分。
2、3ヶ月もすれば緩やかに痩せるだろう。
余裕を感じたは私は、風呂上がりのアイスを食べながらまとめたダイエット計画に満足していた。
あのときの私に伝えたい。アイス食うなデブ。
月日は流れた2ヶ月後。
ふと思い出したように体重計に乗った。
そもそもダイエット中の人間が体重計をふと思い出してる時点で「詰み」なのだが。
さらに2kg増えてる。
故障か?
残念ながら故障ではなかった。
私はトータルで12kgも増えてしまったのだ。
2年前に比べ基礎代謝も落ち、立ち仕事からデスクワークに変わり、生活は一変していたのだ。
20代前半のノリで体重が落ちるはずがない。明らかな慢心だ。
私の中の推しが私を罵倒する声が聞こえる。いや、私の推しは優しいので、私を罵倒するはずがない。そうだよね、Yくん、Sくん。
…待てよ。自己管理もできない愚かな人間が彼らを推していいのか?
「こんな私でも君たちを愛していいよね?」という私の問いに曖昧な苦笑いを浮かべる推したち。
痩せよう。
太っていることが悪いわけじゃない(自己肯定)、己の欲に負けて太った自制心の無さが情けない(自己嫌悪)。
YくんもSくんも作中きっての筋肉質キャラ。彼らを推す私もまた、彼らのように己の心を律することができるようになるべきなのではないだろうか。
そんなわけで、推しに相応しいヲタクになるためにダイエットを決心したのだ。
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戒めと今後の比較のために、現状を書いておこうと思う。
身長 156cm
体重 64kg
バスト 95
ウエスト 75
ヒップ 104
私が行うダイエットについては次の記事で。